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My Name is Andy.
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Andy Davis
カルフォルニアを代表する現代サーフアーティストのひとり。16歳という若さで自身のブランド『FREE』を立ち上げ、デザイナーとしても才能を発揮。その後も『BYRD』の展開や『Toes
on the Noes』『Roxy』のデザイナーをこなし、2006年、新ブランド『ando&friends』を旗揚げ。
ando&friendsについて
これまでもFREEやBYRDといったブランドを手掛けてきたけど、自分ひとりで背負い過ぎたところがあった。もっと仲間と手を繋ぎながらやりたくて、ando&friendsを誕生させたんだ。今はピックル(タイラー・ウォレン)やアレックス・ノストとコラボレーションの話を進めてる。世代は違うけど、いい友達なんだよ。
プロのアーティストとして
「最初は自分がアーティストだなんてまったく意識していなかった。ただ自分の旅の様子を紙の上に表現していただけ。アイデアがずっと頭の中でぐるぐる回っていたから、自分なりに表現しようとしたんだ。まさかそれで生計をたてるなんて考えもしなかった。僕の知らない人たちから少しずつ反応をもらえるようになって、必然的にそうなったんだよ。始めて2〜3年は自分のTシャツを着てくれている人全員を把握できていたけれど、雪だるまを転がすみたいにその規模がどんどん大きくなった。そしてふと、人って色んな形でつながってるんだって気づいたんだ。」「やりがいを見出せてうれしかった。自分のやっていることがなにかしら人の為になってる、と感じられたんだ。」
環境問題について
この環境があって、この空があって、この海があって。自分が環境問題を懸念してることを、いかにもな形で押し出すというより、自分ができることをando&friendsを介して出しゃばらずシンプルにやりたい。「難しいことだと思う。偽善者といわれればおしまいだもんね。」さらにアンディは続けて「今、何が起きているのかそれぞれが学ぶことが大切なんだ。最近は敏感にそのことに気づけているんじゃないかな。多くの人がそうであるように、僕もただ正しいことをして自分の中で満足していようとしてるだけさ。」
大切なこと
「子どもができて、子どもから忍耐強さともう少し周りをみる大切さを教わった。」
誰にでも優先順位はあるようにアンディにとっては絵を描き、サーフィンをし、妻のアシリーと息子のノアと過ごす時間が一番大切なのだ。メール交換でさえおろそかなのは彼らしいところでもある。
アンディ自信はずいぶん昔から自分が人生で何に重きを置きたいかわかっていた。もちろんサーフィンと絵描きだ。それを原点にカラフルで独特な彼の作風の虜になった者は数知れず、世界中のサーフカルチャー精鋭や映画製作関係者、ミュージシャンなどもいる。
生い立ち
アーティストというものは、どう育ったかが少なからず作品に影響するのではないだろうか。Fullerton,
Dana Point, Escondido, Encinitas…水泳のコーチである父と、幼いながらの絵をほめてくれ、素敵な友達の存在のありがたさを教えてくれた母。「僕にとっては、友達が何にもかえられない宝物なんだ。」そうアンディは言う。
「例え家がぼろぼろでも、大切なのは友達に会って自転車に乗ったり、音楽を聴いたり…そういうことなんだね。」Andyは、ずっと海の近くで住んでいることもあり、水の魅力を身近に感じて育った。
自称「運動神経抜群」は、南のあたたかな陽気の中で、様々なスポーツに没頭した。少年野球にユースサッカー、高校でのウォーターポロ、そして彼の中でダントツNo1のサーフィンだ。
サーフィンとの出会い
12歳で初めて水にサーフボードをつけ、サーフィンをした。それからはサーフィンにどっぷりはまり、それ以外のものは見えなくなった。
「サーフィンを知ったが最後、そのほかは捨てたも同然だよ。もちろんアートは別だけどね。」
旅
サーフボードと絵描き道具で武装し、世界26カ国を旅してまわった。インドネシア、ハワイ、コスタリカ、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、宇宙。サーフィンをすることのように、新しい自分を発見できる旅だった。
人生はもっとシンプルで意味が深い、と気づいたことは今でも彼に影響を与えている。世界を旅した結果、世界の調和を描くだけでなく、すべてのものがひとつ屋根の下に生きていると気づくことができた。
アートのスタイル
彼自身が言うに、「ゆるくて夢のようで楽しく、自由な空想。僕が、みんなそうだったらと思う姿だ。」(アンディはDr.
Seussという、アメリカで有名な子供向けの読み物を息子のノアによく読み聞かせている。)
Andy Davisの作品は、瞬間、それも完璧な瞬間を捉えたものだ。道端のサボテンが旅人に挨拶をし、その作品を見る人を誘う。手で真南をさしている。アンディは、そんな自分だけの瞬間を表現することのできる初めての存在ではないだろうか。中には言葉で表現できない作品もある。だからこそアンディは絵でその瞬間を表現するのだ。だから彼は視点、順序、距離感を変えたりもするのだ。人は見る時々によってその物事の捉え方が違う。感情が高まったり、幸せがあふれ出したり、冒険心に誘い出されたり様々だ。
他に類を見ないマスメディアとの融合やサーフカルチャーのシュールレアリズムを通して、Andy Davisというアーティストはあらゆる物事すべてを受け入れようとしている。そう考える彼にとっては「広告板にしても、写真、音楽にしてもビーチを歩くにしても何もかもがフェアなこと。自分の大好きな物事の要素を作品に散りばめている。」ゆるくて気まぐれで空想っぽい作風はテーマがぼんやりと混り合い無意識の部分に響く。
ドメスティックな中で幸せを得られるサーフィンと、若さへの憧れがポップアート調の色使いと太い文字で表現され、洗練された飾り気のなさがシンプルなひと時を喚起し、人間の温もりを最大限に表している。
「僕は自分の愛を全部一緒くたにして、自分の人生のひとかけらとして意識的にアートに取り込もうとしてるんだ。自分が出会い、触れ合う人は僕にたくさんのことを与えてくれる。いつも感謝の気持ちでいっぱいだよ。僕は作品をつくる場で、そういった気持ちなど全部をひっくるめて作品に込めようと思っている。」
まずはスケッチ
アンディが2年生のときの成績表には「アンディはお絵かきが大好きです」だとか「絶えずいたずら書きをしています」などとか書かれていたに違いない。もしアンディがスケッチブックを持っていないならば、紙のナプキンでもカバンでも砂でも何でもがペン先の対象になるだろう。アンディが言うには「ずっと絵を描いてる。母もアーティストで、いつも僕のやることを受け入れてくれた。自分の記憶にある一番小さいときの記憶から、スポーツ、道を歩く、学校に行くなど、やっていること全部が絵になるんだ。家に帰ると自分の頭にあるその日の出来事を全部描く。そうやって、自分が何をやってどうしたらもっとうまくそれができたのかを考え、ある意味では自分がよりよい人間になるにはどうしたらよいかを見る手段でもあった。」
作品
まずスケッチから入っても、違う形で作品に表れます。手法は様々です。どこかで見つけてきた物からキャンバス、木、絹の布地、縫い物、サーフボード、レコードのカバー、ペンにインク、水彩具、スクラップブックまでと、実に多様です。
顔に表情が描かれない理由
「僕の作品に出てくる顔にはまったく表情がないんだ。そこにどんな表情をイメージするかは、見る人の捉えかた次第。その顔が僕かもしれないし、見る人自身かもしれないし。それだけのこと。自分も友達も他のフォトグラファーも他の人たちも歴史も場所も全部が全部ミキサーで混ぜ合わさってる感じ。どう捉えてもいい。そのミキサーで見る人が自由に飲み物をつくるんだ。」
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